Books一般書・研究書
書籍紹介
英語圏文学
教養小説、海を渡る
著者 | 杉浦清文・武井暁子・林 久博 著 |
---|
19世紀初めにドイツで主流となった教養小説が文学ジャンルとして定着し、ヨーロッパ他国へ、そして海を渡り、世界に広がるダイナミクスを伝える、著者3名による6論考を収める。
判型・頁数 | 四六判上製・250頁 |
---|---|
定価 | 本体3,000円+税 |
ISBN | 978-4-7553-0406-4 |
出版年月 | 2018年3月 |
目次
序 章 教養小説とは何か (林 久博)
第一章 ドイツ文学における教養小説 (林 久博)
第二章 ニコラス、デイヴィッド、ピップ、日本に行く─漱石の不愉快な留学顛末記 (武井暁子)
第三章 ハリー・ポッター、父になる (武井暁子)
第四章 ゾンビにまつわる本当にあった(かもしれない)話─ジーン・リースとエドウィージ・ダ ンティカ (杉浦清文)
第五章(旧)植民地で生まれ育った植民者─ジーン・リースと森崎和江 (杉浦清文)
後書き (武井暁子)